送迎用バスの置き去り防止を支援する安全装置
通園バス終業点検アシスト装置 CSE-2207A 認定番号 A-016

YouTube動画
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試作版の動画ではブザーと、テキスト音声合成のため発音が不自然でした
量産品はMP3フォーマットで予めメモリーに録音しそれを再生する方式に改良しました
アナウンス、音楽、チャイムがスピーカーから再生されます。

SOSスイッチ

置き去りとなった場合に備え「SOSスイッチ」の機能があります。

構成

車両後部の天面付近に設置した本体、車外スピーカー、SOSスイッチの3点から構成されています
エンジンキーフォルダに非接触ICタグを取り付け(ドライバータグ)
非接触ICカードを添乗者が携行(添乗者カード)
置き去りとなった場合に予め「SOSスイッチ」を押すことを園児に教えておきます

始業点検

エンジン始動後にセルフチェック(自己診断)のシーケンスが開始され運行準備が完了します。

園児を降ろした後の終業点検

運行終了後にエンジンキーを抜く。
車内点検を促すアナウンスが再生された後、音楽を再生し高輝度赤色LEDが点滅します。
ドライバーと添乗者が車内点検を実施します。
各々が携行した非接触ICタグとカード(JRのスイカと同様)を本体に順番にタッチします(タッチ順不同)
ダブルチェックが完了し音楽の再生を停止しLEDを消灯します。
5分以内にダブルチェックが完了しない場合は点検を促すアナウンスが再生され、チャイムとLEDが点滅します。
3回まで繰り返し(リトライ)しダブルチェックが完了しない場合は、車内と車外に取り付けたスピーカーから点検を促すアナウンスが再生されます。
ダブルチェックを完了するかエンジンを再始動することによって本装置はローパワーモードとなり、バッテリ上がりを防止します。

SOSスイッチ

終業点検が終了したにも関わらず万が一SOSスイッチがオンとなった場合は知先にメッセージを送ると同時に車外スピーカーからSOSアナウンスが流れます。
5分間隔で3回リトライしさらに救出されない場合は予め登録した電話番号に電話をします。
電話は固定電話、または携帯電話、スマートフォンで電話に出ると音声合成でSOSアナウンスが流れます。
救出した後ICカードをタッチするかエンジンを再始動することにより、本装置はローパワーモードとなります。

メッセージ通知

セルフチェック結果、運行準備完了、車内点検中、車内点検リトライ、車内点検完了、SOSスイッチオン、電話をかけた、各事象に対し
インターネットを介してクラウドサーバーに情報を送信し当該サーバーにより運行及び点検結果をデータベースの記録するとともに LINEまたはメールで予め登録した、複数の通知先にメッセージをリアルタイムで通知します。
前記データベースに記録したデータは月報としてCSVフォーマットでダウンロードできます。

LINEへの通知画面